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(昭和46年度〜54年度)
第5節 自然へのロマンを育む
2.沖縄国際海洋博覧会 
海洋に関する国際的な博覧会をわが国で開こうという構想は、昭和45年の日本万国博覧会の開催以前から議論されていた。海洋の開発を積極的に推進しようとする世界的な高まりをふまえ、わが国がいちはやく国際海洋博覧会の機会を提供して国際協調の場をつくり、あわせてわが国の海洋開発のバックボーンの形成に資するのがねらいであった。
こうしたなかで47年に沖縄がわが国に返還される運びとなり、これを記念した沖縄海洋博を開催しようとする機運が急速に盛り上がり、政府は46年10月、「昭和50年に沖縄で『海洋』を対象とする国際博覧会を開催するための国際的手続きをすすめる」旨の閣議了解を行った。国際博覧会条約に基づく特別博覧会を誘致するための一連の手続きを経て、47年5月、国際博覧会事務局理事会において、沖縄国際海洋博覧会開催が正式に決定した。
沖縄国際海洋博覧会は沖縄の美しい亜熱帯の海を舞台とし、「海一その望ましい未来」をテーマとして、50年7月19日〜51年1月18日に開催された。海と人との関わりあいと、その未来への探究を行うこの博覧会は、海洋を対象とする世界で最初の国際博覧会となった。
博覧会の会場は、沖縄本島北部の本部半島の一角に設けられ、沖縄の自然を生かした亜熱帯性の樹木や草花で彩られた陸海にまたがる広大なエリアに、種々の趣向をこらした施設が配置された。会場周辺は「海洋」をテーマにした博覧会にふさわしく、雄大な山並みと周辺の島々が調和してみごとな景観を呈し、内外からの入場者を魅了した。
特別博覧会は一般博覧会と異なり、パビリオンはすべて開催国の責任で建設・展示するよう定められており、それだけ開催国の財政的負担も大きい。そのため、モーターボート競走業界では政府の要請に応え、この博覧会に最大限協力することとなり、特別協賛競走を開催し、特別協賛金あるいは本会補助金として合計30億円を拠出した。
なお、同博覧会への出展は、日本政府・沖縄県をはじめ外国政府35、国際機関3、民間企業7グループに及び、入場者は延べ348万人を記録、成功のうちに幕を閉じた。

特別協賛金等内訳
モーターボート競走関係団体  14億1000万円
日本船舶振興会
     特別協賛金        3億9000万円
     補助金          12億     円
―――――――――――――――――――――
     合計            30億    円 

 沖縄国際海洋博覧会会場
 

 会場内の遊園地


 アクアポリス


 会場風景
 
 
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