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(昭和46年度〜54年度)
第2節 福祉・公益事業の拡大
6.多岐にわたる保険・福祉ニーズ 福祉工場
福祉工場とは、働く意思と作業能力をもちながら職場環境や設備、通勤の交通事情等の理由から、企業の雇用条件に合わない身体障害者に適した職場づくりをし、自立した市民としての生活が営める施設である。授産施設ではあるが、企業的な色彩が強く、就業者は事業主と雇用契約を結び、労賃が支給されるなどの特色をもつ。労賃は低廉ではあるが、社会参加いわゆる生産活動の機会としての意味が大きい。昭和47年の厚生省通知に基づき、身体障害者授産施設の一種として設置が認められ、各地で建設がすすめられるようになった。
授産施設において技能を習得した音あるいは自宅で就労の機会を待っている者に職場を提供し、身体障害者の自立と社会参加を積極的に促進する立場から、本会は福祉工場の建設を支援した。51年度に、(福)青森県コロニー協会が計画した福祉工場(印刷工場、収容定員134名)に対し、建物の建設費とあわせ授産訓練用の写植、製版印刷、製本等の機器整備資金を援助したのはその一例である。
またこれよりさき45年度には、重度の内部身体障害者に技能訓練をする目的で、(福)東京コロニー協会が設置した福祉工場(印刷工場、収容定員21名)に対しても補助をしてきた。東京コロニー福祉工場は営業部、工場、編集科、タイプ製版科、写真植字科、プロセス科、印刷科、製本科等からなり、全国における福祉工場の設置、そのあり方の先駆けをなした。

青森福祉工場の印刷作業と授産訓練用写植機



青森福祉工場の外観
 
 
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