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(昭和46年度〜54年度)
第2節 福祉・公益事業の拡大
4.多様化する青少年育成事業 スポーツの振興
東京オリンピック以降、国民のスポーツに対する関心は著しく高まり、所得水準の向上や自由時間の増大と相まって、多くの老若男女が単に観戦を楽しむだけでなく、多様なスポーツに自ら参加するようになった。
都市化の進展や家電装品の普及により、人々が日常生活において身体を動かす機会が次第に少なくなり、健康づくり・体力づくりのための社会体育の振興が必要とされるなかで、本会は一層多くの国民がスポーツに親しむことができるよう、援助活動を展開することとした。特に青少年にとってスポーツは健康・体力の維持・強化だけでなく、精神力の鍛練や社会性の練磨にも役立つので、青少年教育の一環としてもスポーツ振興を重視した。
このような立場から、剣道・合気道・少林寺拳法・相撲・なぎなた等のわが国伝統のスポーツ、カヌー・ヨット・ボート等の海洋スポーツのほか、サッカー・テニス等の球技を中心に競技大会の開催や指導者の養成を支援し、これらスポーツの普及と競技人口の拡大に協力している。
また、各地域からの要望に応じ、体育館、プール、運動場、海洋スポーツ施設等、地域住民が日常的に身近に利用できるスポーツ施設の整備・充実にも協力している。
漕艇


サッカー


合気道


カヌー


なぎなた


剣道



空手



テニス


ヨット

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