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(昭和46年度〜54年度)
第1節 造船不況始まる
3.海洋開発時代の幕開け 大深度石油掘削船の研究
前2項で述べたように、石油・天然ガスの開発は大陸棚を中心にしてすすめられてきたが、世界的趨勢として海洋における石油掘削深度が、大陸棚の200mを超えて深くなる傾向にあった。この状況に対処して、わが国においても資源の安定確保の観点から、大陸棚開発からさらにより深い大陸棚斜面に移行する必要があった。運輸技術審議会の諮問第7号「エネルギー資源をめぐる環境の変化に対応するための船舶技術開発の具体的方策について」に対する答申においても、1,000m水深海域の開発を可能にする石油掘削船とその自動位置保持装置の研究開発の必要性が指摘された。
(財)日本舶用機器開発協会は、これらの状況に対応して、昭和50年から54年にかけて、1)波の高い海域においても動揺、上下動の少ない半没水型で、自動位置保持装置を取り付けるのに適した大深度石油掘削船の船型と、2)その半没水型船の自動位置保持システムの調査研究を実施した。この調査研究によって、大深度石油掘削船開発のための基礎資料を得ることができ、わが国独自の技術による大深度石油掘削船の開発、エネルギー源確保に大いに貢献するものと期待された。
本会は、今後の大深度石油掘削によるエネルギー確保に寄与するため、資金を援助して、この調査研究を支援した。

大深度石油掘削船(船型)


大深度石油掘削船(半潜水型)
 
 
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