日本財団 図書館資料庵
日本財団
ざいだん模様 日本財団三十年の歩み 日本財団四十年の歩み 日本財団五十年の歩み(別ウィンドウで開きます) 定款・規程 情報公開(別ウィンドウで開きます) 事業報告書 写真室 アーカイブ
 
Top日本財団三十年の歩み 本史>本史詳細
(昭和46年度〜54年度)
第1節 造船不況始まる
3.海洋開発時代の幕開け 大陸棚開発用機器の開発
大陸棚における開発、特に油田・ガス田の探鉱開発は相当古くから行われてきたが、第2次世界大戦後、各国の石油・ガス資源の獲得競争は次第に激しくなり、しかも大規模・大型化する傾向をたどっている。これに伴って海外の大陸棚開発装置は、年々著しい発達を遂げているが、大陸棚の開発はさらに沖合の深海へと向かう傾向にあり、そのためにより高度な技術の開発が必要となっていた。
わが国においてもすでに大陸棚資源の開発に着手していたが、その装置は海外からの技術導入により製作されたものを使用しているにすぎなかった。また国内で開発された新技術によって製作された開発機器は出現しておらず、そのために、大陸棚開発については技術的に欧米の諸外国に対して後れをとっているのが実情であった。したがってこの種の後れを取り戻し、わが国のエネルギー資源を確保する必要からも、国産技術の開発は必要であった。
このような見地から、本会は大陸棚海域における開発用機器について、(財)日本舶用機器開発協会が行った実験を含めた調査・研究・開発に資金を援助して、その後の海洋石油掘削船建造、無人水中作業船等の開発に大きく寄与してきた。無人水中作業船には水中アイ・ロボット(昭和49年〜50年)、その改良型の小型無人水中作業艇MURS-300があり、技術的にも、また安全性・経済性にも優れた水中作業システムを備えていた。

水中アイ・ロボット


無人水中作業艇 MURS-300
 
 
The Nippon Foundation