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(昭和37年度下半期〜45年度)
第3節 造船業への援助
6.海外施設の開設 
ロンドン・ジャパン・シップ・センターの開設については、すでに5項において述べたところである。
一方、舶用機械業界は、わが国造船業の発展に伴って着実に成長を遂げ、ますます厳しさを加える国際環境において力強い競争力を身につけ、輸出産業としての地位を着々と固めつつあった。このような状況のなかにあって、(社)日本舶用機械輸出振興会は、造船所や貿易商社への完全依存の姿勢から自主自立するための意欲的な努力を積み重ねるなど、積極的な活動を展開し、関係企業の基盤の確立と発展を図ってきたが、関係企業の自主自立性の確立と発展をさらに強化するために、多くの海外事務所の開設を図った。
しかしながら海外事務所を開設して貿易業務を行うには膨大な経費を必要とすることから、舶用機械業界が独自で海外事務所を開設して貿易業務を行うことは困難であった。そこで同輸出振興会は、政府の業種別輸出振興補助金と、本会から交付する補助金と同輸出振興会会員からの会費によって、多くの海外事務所と部品ストックを有するサービスセンターの運営を行った。
同輸出振興会では、昭和39年に当時の小型内燃機関の主要な輸出市場である東南アジア地域を対象としてバンコクに最初の海外施設を設置して以来、ジェトロ共同施設とアフターサービス体制確立のための部品ストックのあるサービスセンターを開設してきた。
この同輸出振興会の海外施設は、わが国舶用機械業界の輸出戦略上重要な拠点となった。
またアフターサービスについても力を注ぎ、技術者の派遣と現地人の養成に努め、アフターサービス要員の不足を解決するために、同輸出振興会では、小型舶用エンジンの操作および整備に慣熟していたモーターボート選手を海外派遣アフターサービス要員として採用し、アフターサービスの拡充を期した。
ロッテルダムのサービスセンター

ロッテルダムおサービスセンター内部

 
 
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