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01-035 |
日本財団セミナー「海、川、水が教えること〜総合的な学習の時間への提案〜」を開催 |
小中学校の教員、博物館の学芸員など90名が参加 来年度には新しい学習指導要領に基づき、各学校段階に応じて新たに『総合的な学習の時間』が設けられ、各学校では、地域や学校、児童・生徒の実態等に応じた創意工夫を生かした教育活動が求められます。
かねてより青少年に『海、船、海洋環境』の理解を深めるため、様々な事業に取り組んできた日本財団は、新しい学習指導要領に基づく『総合的な学習の時間』の授業を考えている小中学校の先生方及び博物館の学芸員を対象に『「海、川、水」をテーマとした総合的な学習』を考えるセミナーを下記のとおり開催しました。
このセミナーは、今年3月に初めて行われ、今回が2回目。今回は、研究発表で実験が行われた他、前回同様、研究者と先生方とのオープンエンド型の討論を行いました。現場で教えている先生方には、より具体的な総合的な学習の時間へのヒントが生まれたのではないか、と期待しています。
記
◆日 時 平成13年8月31日(金) 13:30〜17:00
◆場 所 船の科学館 東京都品川区東八潮3番1号/「ゆりかもめ」船の科学館駅下車)
◆プログラム 研究発表 1.「海と陸をむすぶ水と植物」/西田治文氏(中央大学理工学部教授) 陸上の植物。その起源、上陸への戦略、上陸後の水界との接点、特に海への回帰。 木はどのように水を吸い上げるのか。集めた新しい情報とその知識をわかり易く解説。 研究室の学生がストローで水を吸い上げる実験やスポンジを使った実験は、すぐにでも授業に取り 入れられる、と好評だった。 2.「地球の渦と波」/木村龍治氏(東京大学海洋研究所教授) 海水や大気のグローバルな循環のメカニズム。エルニーニョ現象、波と水の動き、黒潮。 「地球の渦と波」についてわかり易く解説するために、新たに工夫したユニークな模型を使った実験 には、参加者から驚きのため息が漏れた。
討論会「生活科学としての水環境を考えてみる」 コーディネーター:濱田隆士氏/放送大学教授 |
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<このリリースに関するお問い合わせ>
日本財団 広報部長 浅野憲次 担当: 広報チーム 菅原・福田・浦辺
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