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01-029 |
第5回海洋文学大賞贈賞式が行われました! |
日本財団では、国民の祝日「海の日」記念事業として、(財)日本海事広報協会と共催で海や船、船で働く人びとなどをテーマに、人々の海に対する関心と興味を高めるために海洋文学大賞を実施しており、今年度も全国から募集いたしました。 このたび、第5回海洋文学大賞の受賞作品が決定し、去る7月26日(木)に清子内親王殿下ご臨席のもと贈賞式並びに記念パーティーを船の科学館(東京都品川区)で開催いたしました。 当日は、受賞者、関係者、マスコミ等を130名が出席。
1. 贈賞式: 日 時 平成13年7月26日(木)17時から <式 典> 17:00〜17:30 <パーティー> 17:40〜19:00 会 場 船の科学館 4階マリンホール TEL03−5500−1110 東京都品川区東八潮3−1(ゆりかもめ「船の科学館駅」下車) 2. 大賞受賞作品・受賞者(敬称略): 〇小説・ノンフィクション部門 大賞 「帆船の森にたどりつくまで」(ノンフィクション) 稔 航一郎(東京都新宿区) 佳作 「オールマン」(小説) 佐藤 敏彦(福岡県大野城市) 「子捨て村」(小説) 清原 つる代(沖縄県糸満市) 「北緯30度線」(小説)永 和久(宮崎県都城市) 〇童話部門 大賞 該当作品なし 佳作 「しらすのまさご」 赤城 左保(熊本県上益城郡) 「たこの奥さん」 わたなべ りょうこ(東京都府中市) 「海の音色」 谷咲 水鳥(札幌市南区)
■大賞受賞者プロフィール■ 作品タイトル 「帆船の森にたどりつくまで」 筆 名 稔 航一郎・みのる こういちろう(本名 田中 としひこ稔彦)、男性 昭和43(1968)年7月 兵庫県尼崎市生まれ(32歳)、 東京都新宿区在住。早稲田大学中退。舞台照明家。
★ 特別賞受賞者(敬称略) 作 家 北 杜夫 授賞理由 「どくとるマンボウ航海記」を40年前に発表以来、一連のマンボウシリーズの他、海を舞台 とした多数の作品を著し、広く一般の人々に海や船への興味と関心を高めた功績。
■特別賞受賞者プロフィール■ 氏 名 北 杜夫・きた もりお(本名 斎藤 宗吉) 昭和2年(1927)年5月東京生まれ(74歳)。東北大学医学部卒。医学博士。1960 年、半年間の船医としての体験をもとに「どくとるマンボウ航海記」を刊行。同年「夜と霧の 隅で」で芥川賞、1964年「楡家の人びと」で第18回毎日出版文化賞、1986年「輝け る碧き空の下で 第二部」で第18回日本文学大賞を受賞。著書に「遙かな国遠い国」、「南 太平洋ひるね旅」、「船乗りクプクプの冒険」、「黄色い船」他マンボウシリーズ多数。昨年 10月に最新刊「マンボウ哀愁のヨーロッパ再訪記」を刊行。日本芸術院会員。 3. 応募総数: 522 作品 (内 訳) 小説・ノンフィクション部門 231 作品 童話部門 291 作品 4. 賞 金: 大賞 100万円、佳作30万円、特別賞200万円 5. 選考委員: 委員長 曽野 綾子(作家) 委 員 石原 慎太郎(作家) 北方 謙三(作家) 谷 恒生(作家) 半藤 一利(ノンフィクション作家) 十川 信介(学習院大学文学部教授) 杉浦 昭典(神戸商船大学名誉教授) 木暮 正夫(児童文学者・日本児童文学者協会理事長) 遠藤 寛子(児童文学者)、 さくら ともこ(児童文学者、聖心女子大学講師) |
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日本財団 広報部長 浅野憲次 担当: 広報チーム 菅原・福田・浦辺
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