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・「続日本の海岸はいま・・九十九里浜が消える!?」報告書完成 |
2002.03.25
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日本財団では、我が国が直面する「海洋」に係る諸問題のうち、我々にとって比較的身近な場所でありながら、一般にあまり知られていない海岸の「複雑かつ深刻な問題」の解決の糸口を見出すべく、2000年度から省庁関係者、研究者などによる「海岸巡検」を実施してきましたが、この度、昨年度に引き続き、2001年度巡検の内容をまとめた「続日本の海岸はいま・・九十九里浜が消える!?●漁港と海岸線の変遷●」を作成いたしました。ご希望の方には無料で頒布しております。 本書は昨年5月に作成した「日本の海岸はいま・・九十九里浜が消える!?●海岸侵食と漂砂●」の続編で、海岸線の変化と漁業との関連などを踏まえた点が特徴となっています。一般の方々にも理解しやすいよう、また、教材としてご利用いただけるよう、写真と図を多用しながら、できるだけ海岸の現状をありのままに記しています。少し視点を変えて海岸を眺めるだけで、いかに今まで総合的な視点を欠いた開発と保全がなされてきたか、ということが理解できます。 今後、我々に求められる総合的な視点とは何かを考える上では、専門家だけではなく、一般の市民の方々、そして将来を担う子供たちも一緒になって日本の海岸を考えていくことが重要であり、この報告書がそのガイド役となり、議論のきっかけとなることを期待しています。
タイトル:「続日本の海岸はいま・・九十九里浜が消える!?●漁港と海岸線の変遷●」 九十九里海岸巡検報告書 仕 様:A4判 カラー 64ページ
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