団体名 | 日本中小型造船工業会 | ||||
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団体名ふりがな | にほんちゅうこがたぞうせんこうぎょうかい | ||||
年度 | 2020年度 | ||||
事業種別 | 助成事業 | ||||
実施地域 | |||||
実施国 | |||||
事業金額 |
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事業内容 |
1.屋内溶接作業時の塩基性酸化マンガン※濃度の測定
(1)時期:2020年7月〜8月 (2)場所:会員造船所6社 (3)実施方法:参加造船所6社での濃度測定 (4)内容:造船所の典型的な溶接作業場所(小組、中組、大組、管工事)ごとに、個人サンプラーを用いた塩基性酸化マンガン濃度の測定を実施した。 ※多量に吸い込むと神経障害をもたらす人体に有害な物質 2.対策の検証 (1)時期:2020年9月〜2021年3月 (2)場所:参加造船所6社、(国研)海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所 (3)実施方法: a.1.の測定結果を踏まえ、有識者、参加造船所にて溶接ヒューム個人ばく露濃度を軽減するための有効な工学的対策を検討 b.参加造船所でこれら対策を実施したうえで測定することとした (4)内容: a. 具体的な工学的対策(局所的な送風及び排気方法、溶接作業時の姿勢等) b.海上技術安全研究所での実験で有効性を確認し、参加造船所6社でこれら対策を実施したうえでの測定を行った。 3.規制対応マニュアルの作成 (1)時期:2020年9月〜2021年4月 (2)場所:有識者、造船所17社とのWEB会議 (3)実施方法:有識者、造船所17社とのWEB会議 (4)内容:参加造船所における塩基性酸化マンガン濃度の測定結果や工学的な対策の検討を踏まえ、造船所が円滑に溶接ヒューム新規規制に対応するための手引きとしてまとめた。手引きは各地方運輸局における規制対応説明会等の場を活用して広く造船関係事業者に配信した。 |
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成果物 |
2020年度 溶接ヒューム(塩基性酸化マンガン)に対する新規規制への対応事業報告書
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備考 |