団体名 | 日本海難防止協会 | ||||
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団体名ふりがな | にっぽんかいなんぼうしきょうかい | ||||
年度 | 2002年度 | ||||
事業種別 | 助成事業 | ||||
実施地域 | |||||
実施国 | |||||
事業金額 |
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事業内容 |
[海難防止]
派遣された調査員は政府代表を補佐し、第75回MSC(海上安全委員会)では「海上セキュリティ」、第48回NAV(航行安全小委員会)では、「航路及び通報制度」及び「避難水域の設定」、第76回MSCでは「プレスティッジ号事故」及び「リンバーグ号事件」のIMOでの議論について、またSOLAS条約締約国会議では「海上セキュリティ」について、会議の流れを把握しながら、各国の意見とその背景、議論の流れ、今後の動きなどについて、議場内外において積極的に情報収集を行った。 更に委員会の調査研究テーマとして、「AIS(自動船舶識別システム)の国際的動向」及びセキュリティについて現地調査を行い、調査結果を委員会に発表した。 また、ロンドン連絡事務所が行ったEUの海上安全・海洋環境保護政策について、委員会において報告し、情報の共有に努めた。 [海洋汚染防止] 本事業の推進に当たっては、MEPC(海洋環境保護委員会)での審議議題に関し、会議前後における詳細な国内検討を必要とする課題について、当該課題の関係者及び関係団体によって構成される専門委員会、作業部会、通信部会等において集中的な議論及び意見交換を行い、IMOの会議に調査員を派遣し、政府代表を補佐するとともに、担当議題に関しあらかじめ指定された対処方針に従い、我が国意見の反映に努めた。同時に会議全体の情勢を把握し、国際情報及び関係資料の収集を行った。 本年度も昨年度に引き続きMEPCにおいて最優先課題の一つとなっているバラスト水中の有害水生生物問題を主要検討課題とし、集中的に取り上げた。 |
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成果物 |
海事の国際的動向に関する調査研究事業報告書(海上安全)
海事の国際的動向に関する調査研究結果(海上安全)別冊 海事の国際的動向に関する調査研究事業報告書(海洋汚染防止関係) |
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備考 |