事業名 | 社会セクター組織の運営に関する研究 |
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団体名 | 日本財団 (The Nippon Foundation) |
団体名ふりがな | にっぽんざいだん |
協力団体名 | |
年度 | 1999年度 |
事業種別 | 自主事業 |
実施地域 |
アジア |
実施国 |
日本 |
事業金額 | 事業費:¥43,911,251 |
事業内容 |
(1)マネジメントに関する調査研究
1)人事制度改革に関する調査研究 非営利組織の人事制度のモデルケースとすべく、当財団の現行の人事制度を改革するために以下の調査を実施した。 ア)現行人事制度診断 a.委託先: (株)ビジネスコンサルタント b.期 間: 平成11年9月〜平成11年11月 c.内 容:・処遇に関するアンケート調査 ・人事制度全般についてのヒアリング調査 ・現行人事制度上の問題点抽出 ・現行賃金の水準比較(企業、その他非営利組織) ・その他課題の抽出 イ)今日的な人事制度の形態についての研究 日本能率協会、労務行政研究所、三和総研その他の専門機関との意見交換を実施したほか、各業者主催のセミナー等により情報を収集し、制度代替案作成の参考とした。 2)事業領域、支援手法の見直し等 当財団の将来的な事業領域や支援方法について検討するための参考とするために、以下の調査を行った。 ア)極東ロシア視察 a.期 間: 平成11年7月31日〜8月6日 b.視察先: カムチャツカ、サハリン c.出張者: 当財団理事、評議員等計17名 イ)アフリカ視察 a.期 間: 平成11年10月2日〜19日 b.視察先: コンゴ、チャド、マリ c.出張者: 当財団役職員、省庁関係者、マスコミ記者等計16名 (2)専門分野の特定研究 海外協力援助事業にて実施したペルー、インドにおける事業並びに全世界的に実施しているヤングリーダー奨学基金事業に関して客観的な考察を行うための予備調査を実施した。 (3)フォーラムエンブリッジの総括 平成8年度から3年間に亙り実施してきた会議FORUM Em.Bridgeにおける議論の成果を総括し、広く社会に発信した。 1)報告書の作成 平成10年度開催のFORUM Em.Bridge’98の記録としての報告書を製作し、広く頒布して周知に努めた。 a.部 数: 1000部 b.仕 様: A5正寸 102頁 c.発 注 先: (株)ティビーエス・ブリタニカ d.配 布 先: FORUM Em.Bridge参加者等関係者、NPO関係会議参加者等 2)書籍の製作 3年間に亙る会議の成果として、これまでの議論を踏まえたメッセージを書籍の形でまとめ、分野を越えて広く社会へ発信した。 a.部 数: 3000部 b.仕 様: 四六判 368頁 c.発 注 先: (株)ティビーエス・ブリタニカ 3)世話人会の開催 FORUM Em.Bridge’98の世話人会を開催し、これまでの会議を評価するとともに、上述の報告書・書籍の内容等について審議・決定を行った。 a.世話人数: 10名 b.開催回数: 2回(5月17日、7月2日) c.開催場所: 東京(青山、赤坂) ◇実施の方法◇ (1)役職員自ら国内外の組織を実地調査するほか、一部を専門機関に委託し調査を行なった。 (2)各事業報告書の検証をするとともに、第三者による客観的な調査を行うための予備作業を財団内部及び関係団体との打ち合わせを通じて実施した。 (3)当財団で実施計画を策定のうえ、一部世話人会の議決を得て実施した。 ◇事業の成果◇ (1)−1) 現状の制度に関する診断報告書が作成され、今後の改革案作成の参考資料として活用されている。 (1)−2)執行理事会において視察報告がなされたほか、参加記者等による記事を通じて現地の状況が一般にも紹介された。 (2)今年度は実施のための予備調査に留まったため具体的な成果は出ていない。 (3)FORUM Em.Bridge ’98報告書をNPO関係者等へ頒布し、日本財団ホームページ上でも一部を掲載した。また、書籍を製作し、広い範囲に周知するとともに一部を全国の県立図書館及び非営利組織関連講座を持つ大学等へ頒布した。 |
成果物 | |
備考 |