団体名 | シップ・アンド・オーシャン財団 | ||||
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団体名ふりがな | しっぷあんどおーしゃんざいだん | ||||
年度 | 1996年度 | ||||
事業種別 | 助成事業 | ||||
実施地域 | |||||
実施国 | |||||
事業金額 |
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事業内容 |
(1) 乗り物酔いの生理的限界の解明
@ 乗り物酔い・乗り心地に関する研究実績・実態の調査 各分野における研究結果をまとめて、乗り物酔いに関する研究実績のデータベースを作成した。このデータベースに本研究の成果を取り込むことにより、乗り物酔いのメカニズム及び心理的影響を考慮した生理的限界の解明の資料とした。 A 乗り物酔いのメカニズム解明に関する基礎研究 従来の研究では、純粋な医学的、生理学的見地からか、または工学的見地からかのどちらかであり、その接点を見いだせなかったが、本研究では工学的手法を基本としながらも、医学的、生理学的、心理学的アプローチを行った。酔いの発症過程を解明するために行った。主な計測内容は以下のとおりである。 a.精神的、身体的健康度の事前調査 アンケート調査、血液・尿検査、心電図測定、平衡機能検査を行い、実験中に障害を発生する可能性がある被験者の有無を検した。 b.動揺暴露実験 実験前に、平衡機能検査、採血・採尿を行ったうえで、動揺模擬装置内で心電図、血圧、脈拍、体温、脳波、表情、顔面温度等を測定し、実験中は一定間隔で心理状態の聞き取り調査を行った。また実験後も、平衡機能、心電図、体温とともに採血・採尿を行った。 c.動物実験 人と同じ霊長類であるニホンザルを用い、動揺模擬装置を使って静止状態と動揺暴露中の脳波を測定した。 B 乗り物(実機)を用いた実験 境港−隠岐諸島、博多−五島、新潟−佐渡、八幡浜−臼杵の4航路で就航しているフェリー等に乗船し(文字数制限によりここまで。以降は日本財団図書館を参照。) |
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成果物 |
乗り心地のよい低動揺型船体形状の調査研究報告書
「乗り心地のよい低動揺型船体形状の調査研究」の報告書 |
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備考 |