団体名 | 日本水路協会 | ||||
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団体名ふりがな | にほんすいろきょうかい | ||||
年度 | 1992年度 | ||||
事業種別 | 助成事業 | ||||
実施地域 | |||||
実施国 | |||||
事業金額 |
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事業内容 |
(1) 精密距離測定装置の改造・試作及び整備
信号ケーブルの片端をROVで取り扱えるよう水中着脱コネクタに交換、データ収録部、電源部を交換可能な構造に改造、リチウム電池による電源部の設計製作を行い、自動計測ソフトを受信信号の最大値以外も有効なデータとして収録できるようにしたほか、距離測定をフルスケールで行える粗計測モードの繰り返しを任意の指定間隔で行えるよう改良、また計測データの伝送時間を短縮するためA/Dコンバータを受信機から受信処理部に移設した。 また、雑音軽減対策で受信部から前置増幅器を取り外した。回収用ロープキャニスタを製作、システム全体を起動するためのマグネットスイッチ、作動確認用のストロボ等を送信部に取り付けた。ケーブルドラムの製作、架台への取り付け工事を行った。 (2) 地殻上下変動観測装置の改造・試作及び製作 圧力検出部を差圧式として完成させ、加圧試験により圧力対出力周波数の特性を測定し、所要の性能が得られることを確認した。実海域の水深に合わせた調整用重錘を製作した。データ収録部電源部及び自動計測ソフトを完成させた。さらに1台の装置を製作した。 (3) 架台・耐圧容器の試作 装置に合わせ、金属フレーム構造の架台及びガラス耐圧球を加工した耐圧容器を試作した。 (4) 実海域実験 平成4年11月16〜20日相模湾内の予定海域に、海上保安庁水路部所属の測量船「天洋」及び別事業の無人潜水艇マーカス2500、支援船「富土山丸」と共同で、海底観測ステーションシステムの各装置を海底に設置した。 @ 精密距離測定装置は、「天洋」からワイヤー及びロー (文字数制限によりここまで。以降は日本財団図書館を参照。) |
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成果物 |
「海底観測ステーションシステムの研究開発」の報告書
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備考 |