団体名 | 日本海難防止協会 | ||||
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団体名ふりがな | にっぽんかいなんぼうしきょうかい | ||||
年度 | 1991年度 | ||||
事業種別 | 助成事業 | ||||
実施地域 | |||||
実施国 | |||||
事業金額 |
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事業内容 |
過去3か年の成果を踏まえて、有機スズ化合物を含む船底塗料による海洋汚染防止のための適正な方策を検討することを目的として実施した。
(1) 調査の方法 @ 委員会による検討 学識経験者、関係団体及び関係官庁等で構成する「水質汚染対策委員会」を開催し、次の事項について検討した。 a. 大型船だけでなく小型船の影競も含めた、東京湾におけるTBT(トリブチル系の有機スズ化合物)の収支 b. シミュレーション手法による、東京湾の海水中におけるTBT削減効果予測(ケーススタディ) c. TBT汚染防止対策 A 委託研究 船底防汚塗料(有機スズ化合物を含む)の海洋環境に及ぼす影響の調査研究に関し千代田デイムス・アンド・ムーア?鰍ノ委託して実施した。 B 文献調査 a. TBTによる海域の汚染 b. TBTにとる魚介類への毒性影響・生物濃縮 c. 海域におけるTBTの挙動 d. TBTの規制状況 (2) 調査項目及び内容 国際的、国内的規制の動向を踏まえて、可能な規制方法を想定し、それぞれの場合について数値シミュレーション手法を用いてケーススタディを実施した。その結果を評価・検討して防汚塗料による海洋汚染防止のための望ましい規制方法について調査研究を行った。 本年度は、事業の最終年度にあたり前年度に引き続いて次の事項を検討した。 @ 汚染防止対策のシミュレーション手法による評価 a. 小型船の影響も考慮したものにシミュレーションモデルを取纒めた。 b. シミュレーション手法を用いて、TBTの削減効果についてケーススタディを実施した。 A TBT汚染防止対策 シミュレーションの結果を取纒め、TB(文字数制限によりここまで。以降は日本財団図書館を参照。) |
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成果物 |
「船底塗料の海洋環境に及ぼす影響の調査研究」の報告書
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備考 |