団体名 | 日本作業船協会 | ||||
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団体名ふりがな | にほんさぎょうせんきょうかい | ||||
年度 | 1985年度 | ||||
事業種別 | 助成事業 | ||||
実施地域 | |||||
実施国 | |||||
事業金額 |
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事業内容 |
(1) 自動浚渫制御システムのソフトウエアの設計
熟練オペレータのノウハウを組込むとともに、管内流動土質検出装置、表層土質検出装置及び浚渫管理装置を包含した合理的な制御システムを開発するものである。 @ 運転制御のノウハウに関するアンケート調査 a. 浚渫運転における現象に応じて、オペレータがどのような操作を行っているかの量的実態を把握するため、主要浚渫会社7社を対象にしてアンケート調査を実施した。 b. 土質3種、排送距離2ケースにおける主要監視項目の目標値の偏差及び変化率の相対的大きさ並びに操作の優先順位などを集計表示し、ファジイ制御における制御規則を作成するための基礎資料を得た。 A ソフトウエアの設計 a. 掘りパターン自動運転は手動設定方式及び「ならい」運転方式とし、前者は浚渫区域が四角形の六面体で構成される場合に適用し、後者は海底地形などが不規則な場合にオペレータのトライアル運転にならって自動運転するものとし、これらの設定手法及び制御フローを作成した。 b. 揚土最大の自動制御では、上記のアンケート調査から熟練オペレータの経験を制御規則に組込むファジイ制御を適用することとし、プロセスの表現方法、制御対象に対する出力量の表現方法、ファジイ制御の方法等の概念を設定した。 c. 制御システムのハード構成を決定し、掘りパターン自動運転、揚土量最大自動運転、モニタ及びロギングの各サブシステムの機能及び相互関係を示すフローチャートを作成した。 (2) 管内流動土質検出装置の設計 土砂スラリーが排砂管内を通過する際の管壁振動等か (文字数制限によりここまで。以降は日本財団図書館を参照。) |
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成果物 |
「ポンプ浚渫船の自動化に関する調査研究」の報告書
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備考 |